2019年1月3日木曜日

謹賀新年3


その蘇東坡と対立したのが、新法党の盟主・王安石ですが、そのときは執筆に追われて、『中国詩人選集』をじっくり味わうこともなく書き終えてしまいました。それなら脱稿後、ゆっくり読めばよかったじゃないかと叱られそうですが、そこはやはり怠惰な人間、書き終わったら忘れるともなく忘れてしまいました。

これに限らず、執筆中は「書き終わったら、もう少しちゃんと勉強しよう」と思いながら、原稿が手から離れると、ホッとしてもうやる気が失せているというのは、毎度お馴染みだといってよいでしょう。

ところで、王安石と蘇東坡は政治上のライバルでしたが、詩人としてはおたがいに資質を評価していました。王安石は、15歳も若い蘇東坡の詩と同じ韻字を使って6首も詠んだそうです。

0 件のコメント:

コメントを投稿

今や北斎・広重とともに「風景版画の3H」とたたえられる川瀬巴水を中心とする新版画展が三菱一号館美術館で開催中です!! 17

   三菱一号館美術館「トワイライト、新版画――小林清親から川瀬巴水まで」を内覧会で見せてもらったあとで、 いま饒舌したような 巴水風景版画 サウダーデ 観 が 心に 浮かんでき た ん です。もちろん会場で作品を前にしたときは、ただいいなぁと ながめるだけでしたが……。    ...