五月
彫刻施す宝玉を 玉のすだれの重石[おもし]にし
開けっ放しの入り口に 垂らす薄絹――風の道
化粧のために井戸の水 汲み上げられる清らかに
仲むつまじき鴛鴦[おしどり]が 扇の模様に織られてる
白い衣裳は雪のごと 皇宮に舞う涼しげに
雨は甘露か 乾ききる 緑の葉っぱを洗ってる
肌シースルーの長い袖 舞う手の動きそのままに……
真珠の粒か 吹き出せる 美人の汗は芳[かんば]しき
真珠の粒か 吹き出せる 美人の汗は芳[かんば]しき
カタログにはチーフキューレーターをつとめた児島大輔さんが、力作巻頭論文「空海生誕1250年と真言宗各派の名宝 その歴史と文化」を寄稿しています。 児島さんは密教の仏教的特質を、つぎのごとく指摘しています。 密教とは顕教に対して用いられる用語である。顕教は釈迦のような歴...
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