しかし大都市では、電車を利用するサラリーマンが大多数でしょう。とくに朝夕のラッシュアワーは、サラリーマンが大半を占めることになりますから、全座席をサラリーマン優先席にしたとしても、絶対的に数が不足することになります。やはり、一部の席しかサラリーマン優先席に回すことはできません。
そこで、サラリーマン優先席に座りたいサラリーマンは、「疲れてます」という疲れマークを胸につけるのです。いまのマタニティマークは、どなたが考えたものか知りませんが、すばらしいデザインだと思います。これを凌駕するような疲れマークを、広く公募したらどうでしょうか。いや、疲れる→憑かれる→狐に憑かれるというのは、だれでも思いつく連想ですから、キツネのマスコット人形もいいじゃありませんか。
メンツにかけて、そんなもんつけるかというサラリーマンも少なくないと思いますが、いまの優先席に堂々と座っている方もいらっしゃるようですから、きっとつけていただけるサラリーマンも現われるのではないでしょうか。
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