100万アクセスを突破しました❣❣❣皆さんありがとうございました❣❣❣

2025年5月1日木曜日

根津美術館「国宝・燕子花図と藤花図、夏秋渓流図」3


 落款印章はありませんが、酒井抱一が編集した『光琳百図』後編(1826年)に載る作品なのです。もっともこの屏風は、昭和60年(1985)秋、出光美術館で開催された「琳派作品展」に出陳されたことがありました。この展覧会を監修した山根有三先生は、18世紀後半の「光琳派」とされました。確かに光琳の直筆とすることはむずかしいかもしれませんが、出来映えは大変すぐれています。

構図は左右隻の対照がよく考えられ、屏風としての意匠性も明快で、写生的な描写と工芸的な仕上げがみごとに融合しています。だからといって、落款印章のない本屏風を光琳筆と断定することはむずかしそうですが、光琳と密接に関係する作品であることは、抱一の鑑定を待つまでもなく確実でしょう。

 





0 件のコメント:

コメントを投稿

山種美術館「開館60周年記念 川合玉堂――なつかしい日本の情景」14

   玉堂のほか、 僕の知っている 有名な画家 としては 伊東深水、山本春挙、荒木十畝、野田九浦、山田敬中などが ありました 。ちなみに傘松閣は昭和5 年、 孤雲 懐奘の650回忌を記念して創建されましたが、現在の建物は平成5年 1993 、道元750回忌を記念して改築再建された...