薇(蕨)――初唐・王績「野望」
暮れ方 岡から野をながめ
「ぶらぶら遠くへ行きたいな」
木々はこれみな秋の色
山々 夕日にまっかっか
牧童 子牛と帰り来る
猟師も獲物と馬に乗り……
見回したけど友もいず
ワラビで餓死した兄弟を 静かな歌で弔った
もっとも「本能的な欲望を、そのまま無条件に肯定するわけではなく、欲望を一度は空として否定したのち、それが持つ本来的な生命力を取り出し、そこではじめて欲望の全面的な肯定が成り立つ」そうです。こういう付帯条件をつけられると、僕などはヒドク混乱してしまうのですが、一義的には本能的...
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