100万アクセスを突破しました❣❣❣皆さんありがとうございました❣❣❣

2024年10月18日金曜日

サントリー美術館「英一蝶」5

 

しかし、遠く江戸を離れた三宅島において描かれた事実の方が重要ではないでしょうか。3作品とも百万都市になろうとしていた江戸おける、かつての華やかな生活を思い出すようにして描かれた島一蝶作品なのです。それは現実の風俗ではなく、時世粧でもなく、一蝶の胸底で浄化された江戸という都市でした。

以前の楽しい生活を思い出して再現しようとすればするほど、絶海の孤島ともいうべき三宅島にいる自分が強く意識されるはずです。諦観の反映だといえば言いすぎだとしても、人々の湧き上がるエネルギーに真率なる共感を寄せ、その造形化を明日への活力源にしようという積極的表現意欲が希薄なのです。あまり上質とはいえない顔料がそれに寄り添うこともあります。


0 件のコメント:

コメントを投稿

山種美術館「開館60周年記念 川合玉堂――なつかしい日本の情景」14

   玉堂のほか、 僕の知っている 有名な画家 としては 伊東深水、山本春挙、荒木十畝、野田九浦、山田敬中などが ありました 。ちなみに傘松閣は昭和5 年、 孤雲 懐奘の650回忌を記念して創建されましたが、現在の建物は平成5年 1993 、道元750回忌を記念して改築再建された...