2023年6月7日水曜日

諸橋轍次博士から受けた学恩感謝の辞2

館長さんをはじめ、ご迷惑をおかけした皆様方には改めてお詫びする次第でございます。

講演では『大漢和辞典』のほか、とくに心を動かされる諸橋博士の著作『遊支雑筆』と『対談 東洋の心』、それから漢詩集『止軒詩艸』を取り上げました。さらに博士の三男で、三菱商事の社長・会長をつとめた晋六さんの私家版『不将不逆』をトピックの一つとし、静嘉堂@丸の内の案内も加えました。

先日紹介した拙稿「識字陶工木米と竹田・山陽・雲華・小竹」もチャッカリ忍び込ませました() お陰で何とかリモート講演だけは果たすことができましたが、やはり本調子じゃ~なく、普通なら終了後あるべきプレミアム・モルツからの誘惑が、まったく感じられないのでした()

 

0 件のコメント:

コメントを投稿

山種美術館「桜さくらSAKURA2025」7

今回は奥村土牛の傑作「醍醐」がポスターのメインイメージに選ばれ、目玉にもなっているので、とくに土牛芸術に力を入れてしゃべりました。もちろん大好きな画家でもあるからです。 遅咲きの画家といわれる土牛は、一歩一歩着実に独自の土牛様式を創り上げていきました。人の真似できない真なる創造的...