2023年3月13日月曜日

サントリー美術館「木米」1

サントリー美術館「没後190年 木米」<326日まで>

 木米もくべい――現代の私たちに得もいえぬほど美しい作品を、たくさん遺してくれた江戸時代後期の文人アーティストです。はじめて僕が木米の絵画作品に触れたのは、昭和40年(1965)秋、東京国立博物館で開催された「日本の文人画展」でした。池大雅、与謝蕪村、浦上玉堂、木米、田能村竹田の5人にしぼって、日本文人画の素晴らしさを知ってもらおうとする特別展でした。ここでは「青木木米」と呼ばれていましたが……。

そのときのカタログ――定価200円のカラー図版が一つもない、『日本の文人画展目録』と題されたカタログを書架から引っ張り出してきてながめているところです。

 

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さらに「逢へらくは玉の緒しけや恋ふらくは富士の高嶺に降る雪なすも」というバージョンもあるそうです。つまり「あの子と逢う間の短さは玉の緒ほどにも及ばないのに、別れて恋しいことは、富士の高嶺に降る雪のように絶え間ないよ」となりますが、これじゃ~本展示とまったく関係なき一首になってしま...