2022年12月7日水曜日

世界平和パゴダ4

八坂和子さんは世界平和パゴダの責任役員として、お父上と同じように、いや、それ以上のご苦労を重ねられている様子でした。しかしこの明るく元気な女性――すてきなお婆ちゃんなどといったら失礼かもしれませんが――そのお話を聞いていると、こちらもエネルギーをもらうだけでなく、心が豊かになってくる感じがしたのでした。

八坂さんは二人のミャンマー僧、パンディッタ師とソバナ師にお経をあげていただくよう頼みました。早速お二人が声を合わせて唱えてくださったのは、「メタスッタ」というお経でしたが、はじめて聴くパーリ語はとても力強い、男性的な響きの仏典言語でした。

お二人は数年前日本へ来て常住されているそうですが、このミャンマー僧の常住という慣習は、創建の昭和33年以来ほぼずっと守られているそうです。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿

山種美術館「桜さくらSAKURA2025」7

今回は奥村土牛の傑作「醍醐」がポスターのメインイメージに選ばれ、目玉にもなっているので、とくに土牛芸術に力を入れてしゃべりました。もちろん大好きな画家でもあるからです。 遅咲きの画家といわれる土牛は、一歩一歩着実に独自の土牛様式を創り上げていきました。人の真似できない真なる創造的...