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2022年10月25日火曜日

サントリー美術館「美をつくし」8

しかし原在正は、これを写生によって仕上げたのではありませんでした。父の原在中が大きな影響を受けたという円山応挙のネコ絵をパクッたんです。恩賜京都博物館編『応挙名画譜』(1936年)という古い図録に、応挙の「眠猫図」がモノクロ・コロタイプで載っています。

それを見ると、ネコの恰好から模様までソックリですから、在正がこれをもとにして描いたことは疑いありません。応挙はネコの脇にユキノシタを添えていますが、在正はこれをレンゲ草に変えただけなんです。

 

1 件のコメント:

  1. いつもブログを楽しみにしております。静嘉堂文庫リニューアルおめでとうございます。この可愛い猫がパクリだったとは!かなりショックです。静嘉堂文庫の原在明の猫はあまりの可愛さに会期中2回見に行きました。丸の内ではグッズにもなっていますが、あちらはオリジナルなのでしょうか?
    漢詩戯訳も楽しみで饒舌館長さんの漢詩本出ないかなと期待しています。

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山種美術館「開館60周年記念 川合玉堂――なつかしい日本の情景」14

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