仙厓「芥屋大門画賛」
芥屋けやの大門おおとを舟遊す ファースト・チョイスは岩の美だ
石柱 垂木たるきはみな光り 静寂――大門おおとを閉めたよう
阿修羅守護神 住み給う 聖なる岩屋にちがいない
舌なめらかに真言マントラを 唱えるために停めた舟
口では理屈を滔々 とうとう と こねるがすべて受け売りで たった一つの経典を 後生大事にあくせくと…… 四角と丸い器では もともとならないワンセット 世間の奴らの毀誉褒貶 きよほうへん かまびすしいこと限りなし ある日 厳しい譴責 けんせ...
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