100万アクセスを突破しました❣❣❣皆さんありがとうございました❣❣❣

2022年10月14日金曜日

出光美術館「仙厓のすべて」3

 

それにも関わらず、仙厓が「戯筆」と款記している点は、とてもおもしろいと思います。仙厓にとって、このような写生的描写は「戯筆」であり、例えばカタログの表紙になっている「指月布袋画賛」こそ「正筆」だったのでしょう。

その自賛を最後にマイ戯訳で紹介することにしますが、「仙厓のすべて」展には一巻の「書画巻(草稿)」が出品されています。文政年間から天保年間にわたる手控えで、そのなかに「芥屋大門けやのおおと画賛」の賛だけが書かれています。一、二字異なっていますが、その地で詠んだにちがいありません。おそらく別にスケッチがあって、仙厓はそれを座右に置きながら、「芥屋大門画賛」を完成させたのでしょう。


0 件のコメント:

コメントを投稿

饒舌館長の光琳論をヨイショしてくれた「光琳派」展が根津美術館で開催中です!! 12

   その棕櫚が「花木眞寫」に見出されることは、何と興味深いことだろうか。言うまでもなく「花木眞寫」は、豫樂院近衛家熙 (一六六七 ~ 一七三六)の筆になる植物寫生圖巻である。すでに源豊宗・北村四郎編『近衞豫樂院御畫 花木眞寫』(淡交社 一九七三年)が あつて 、私たちは大きな恩...