2022年9月25日日曜日

与謝野晶子私論21

 

『小島烏水全集』をほとんど一人で、しかもものすごい緻密さをもって校訂と編集を行なったのは、名著『小島烏水 山の風流使者伝』を著わした近藤信行先生です。先々月『朝日新聞』の死亡記事で、717日に91歳でお亡くなりになったことを知りました。月報エッセー執筆の機会を与えていただいたことを改めて感謝するとともに、こころからご冥福をお祈りしたいと存じます。

小島烏水の「与謝野鉄幹と鳳晶子」も、鉄幹・晶子研究者にはよく知られているのでしょうが、一般的にはどうでしょうか? その数節を掲げながら、この私見、いや、独断と偏見に終止符を打つことにしましょう。

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6月の詩3

  清・袁枚 えんばい 「銷夏の詩」   衣冠束帯 脱ぎ捨てて 役人生活 辞めてから 半年近くになりました   水が澄んでて雲深き 佳境で花に囲まれて 眠っているのさのんびりと   いつも心に描いてた 夢に見ていた無位無官 そんな楽しい生活を   誇ってやるぞ !...