2022年8月6日土曜日

東京都美術館「芸術✖力」4

 

しかしながら、46200円にして4㎏あるこの図録が、ミュージアムショップで果たして売れるものでしょうか?

こんな疑問を抱く方がいらっしゃるかもしれませんが、調査編集に関係した一人として、1冊はゼッタイ売れると思います。かつて静嘉堂文庫美術館ミュージアムショップで、拙著『琳派 響きあう美』が売れたことがあったんです!! しかも2冊も‼ この拙文集だって、定価9000円にして1.2㎏あるんですから() 

この拙文集もまた「残部僅少」です――「残部僅少」なんじゃないかな?――いや、間もなく「残部裁断」となっちゃうのかな?() 


0 件のコメント:

コメントを投稿

國華清話会2025年秋季特別鑑賞会3

   「僕の一点」は吉澤雪庵の「寒山拾得図」ですね。大きな絹本の掛幅 画 です。 右側の拾得 は岩を硯にして墨を摺り、左側の寒山は筆を右手に持って岸壁に文字を書こうとしています。拾得の後には、チョット羅漢のように見える豊干禅師が座って寒山の方を見ています。これを見てすぐ思い出すの...