そのような読者のためには、チャンと「はじめに」が用意されていて、各章の内容とポイントがすぐ分かるようになっています。おもしろそうだと思った章から、拾い読みすることをおススメしましょう。なにしろ793ページもあるんですから!!
「僕の一点」は第14章「蕭白新論」ですね。もちろん、なかに僕の拙論が引用されているからじゃ~ありませんよ(笑) これも大幅に増補改定が加えられ、バージョンアップがはかられていますが、40年前、小学館版『名宝日本の美術』旧シリーズの『若冲・蕭白』で、これを読んだときの驚きは忘れられません。僕も『応挙・大雅』を担当しましたが、コチトラはあくまでジェネラルブックとして書いたんですから……。
0 件のコメント:
コメントを投稿