以前、布団からシッポを出してお昼寝をしている、ほほえましいルリちゃんがアップされました。手足だけを出して寝ている写真もありました。それを見て僕は、明代の有名な院派の文人系画家・唐寅の愛猫を思い出しました。かつて中国古典文学叢書『唐寅集』を読んでいたときこの七言律詩に逢着し、よく記憶に残っていたからです。
唐寅の愛猫は、シッポを出して布団にもぐり込むことが大好きでした。もっとも、調子がいいというか、グータラというか、お説教を食らってはいるんですが、唐寅先生の慈愛の情が伝わってくるとてもいい詩です。南宋のネコ詩人・陸游の「畜猫を嘲る」からインスピレーションを受けているようにも思いますが、またまたマイ戯訳で……。
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