2022年1月21日金曜日

電気ブラン1

 「初物酒」に続いて、正月にやった懐かしい「電気ブラン」のこともアップさせてもらいましょう。言うまでもなく、浅草は神谷バーの代名詞にもなっているオリジナル・リキュールで、その箱には次のように書かれています。

東京・浅草「神谷バー」の創業者、初代神谷傳兵衛の洋酒造りにかける情熱により明治15年(1882年)「電気ブランデー」は誕生しました。電気が珍しい明治の頃、目新しいものには「電気○○」と名付けることが流行し、この新しいお酒はハイカラなものの代表として、人々の大きな関心を集めました。また、心地よいビリリとした味わいも「電気」のイメージにピッタリでした。


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