2021年9月12日日曜日

火酒17


 16回連載した「火酒」も昨日で終る予定でしたが、あと2回続けることにしました。というのは、いつか直接当たってみたいと考えていた『因伯紀要』がちょうど手に入ったからです。1冊欲しいなぁと思って「日本の古本屋」を検索したら、あることはありましたが15000円――チョット高いなぁとあきらめ、まさかと思いつつヤフー・オークションを検索したら、これが3分の1で出品されていたんです!! 

ソク入札してゲットしました。もっとも、「日本の古本屋」のは1907年の初版みたいですが、コチトラのは1981年の復刻版です() 鳥取県が再置されたのは1881年だそうで、その100周年記念に当たり、鳥取市の矢谷印刷所という会社が、1500部限定で復刻したもののようです。復刻版といっても、内容に変りはありません――当たり前田のクラッカー!!

 

0 件のコメント:

コメントを投稿

根津美術館「唐絵」5

とくに応永年間、熱狂的 に愛好されたので、応永詩画軸 などと呼ばれることもあります。 詩画軸のことを勉強するときには、必ず『禅林画賛   中世水墨画を読む』 ( 毎日新聞社 ) という本を手元に置かなければなりません。そして監修者である島田修二郎先生の論文「室町時代の詩画軸につい...