拙稿「蕪村横物三部作試論」(『國華』1503号)
「饒舌館長」でも予告させてもらっていた拙稿「蕪村横物三部作試論」が、ようやく活字になりました。一応脚注もついた論文としては、2015年、『國華』1433号に寄稿した「行路の画家蕪村――その旅立ち」以来6年ぶり、ずいぶん時間がかかってしまいました。この間、解説やエッセーは結構書きましたし、「饒舌館長」にはほとんど毎日エントリーしているわけですが、論文と呼べるものは一つもありませんでした。
お恥ずかしい限りですが、やはり寄る年波で筆力が落ちているようです。いや、寄る年波で、飲んだ後すぐ寝ちゃうからかな(笑) それはともかく、すでに「饒舌館長」にもアップしたことがある与謝蕪村の「峨嵋露頂図巻」(東京黎明アートルーム蔵)と「夜色楼台図」(個人蔵)を取り上げて、私見を述べることができたのは欣快の至りでした。
ヤジ「また独断と偏見、妄想と暴走なんだろう!!」
おっしゃるとおりで申し訳ありませんが、だいたい次のようなことを開陳いたしました。
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