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2020年12月5日土曜日

追悼ロジャー・キーズ先生3

 

見返しには、キーズ先生からの献辞が青いインクで書かれています。From Roger and his mother Lorena to thank you for your kind hospitality at your home in Zushi in August 1985, with best regards to you and your parents 「おじょうさまへ えいごをべんきょうになりたいときに このほんをよんでください」と、英語と日本語で……。眺めていると、その日のキーズ先生とお母さんのお姿がまざまざと眼前に浮かんでくるのです。

その後、料理研究家・行正り香さんの「10代、こんな本に出会った」という『朝日新聞』の記事を読みました。り香さんは子どものころこのローラ・シリーズを読んで、アメリカ留学の夢をふくらませ、やがて実現させました。するとそれが契機となって、料理研究の道へ進むことになったのです。ある日本女性の運命を決めたこの本のことを、僕はキーズ先生にお知らせせずにはいられませんでした。

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荻生徂徠の賛酒詩がスゴクいい❣❣❣ 『荻生徂徠全詩』3<東洋文庫>饒舌館長ベストテン 6

  荻生徂徠「楽寿君侯の早春の高作 落梅花を賦す に 和し奉る」  花咲く梅の古き木の 東の宴席 曲水に  浮かぶ杯 美酒たたえ たけなわの春  映したり  風に花びらヒラヒラと 散るさまにふと興 覚 ゆ  一体いずこの笛の音に 誘われ飛んでゆくのやら