2020年3月18日水曜日

六田知弘『仏宇宙』5



北京駅の售票処へ行くと、本日分はすべて売り切れでした。仕方がないので外国人専用售票処へ行き、21:18北京発295次の硬臥――つまり2等寝台をゲットしました。

翌朝5時半、大同に着くと、もう屋台が出ているのには驚きましたが、薄暗い中で、拉麺と包子[パオズ]の美味しい朝食を堪能しました。まずはバスで大同賓館へ行き部屋を予約すると、またバスで雲崗石窟へ向かいました。

8時には雲崗石窟に到着、8:30開門とあったので、門のところに座って待っていました。服務員が出てきたので、改めて開門時間を訪ねると9時だということでしたが、840過ぎには門が開き、長い間あこがれてきた雲崗石窟の仏さんたちと、はじめての対面を果たしたのです。

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根津美術館「唐絵」6

また島田先生は、「題辞、題詩が単に画図をみた印象、感想を述べるだけでなく、画図の主題と密接な関連があって、 画図の十分な理解のためにはその詩文の解釈が欠かせないとか、題跋の加わることが予期されるというような条件をおくことが必要であろう」と指摘しています。 さらに島田先生は、詩画軸...