2020年1月25日土曜日

アーティゾン美術館「見えてくる光景」5



僕がストーンヘンジを見て、「すごいなぁ!!」と感じ入ったのは、2003612日のことでした。すでにアップしたことがあるように、この年初夏から夏にかけ、サバティカルイヤーを利用して、英国・ノリッジにあるセインズベリー日本芸術研究所で3ヶ月間を家族と過しました。お許しいただいた当時の所長さん、ニコル・ルマニエル・クーリッジさんには改めてお礼申し上げたいと思います。

ちょうどその時、イギリスとアイルランドを巡る国際縄文学会のツアーが企画されていたので、それに参加させてもらうことにしました。その前日は1768年創建というウィルトシャーのザ・キャッスル・ホテルに泊り、この日は5:30起床、用意されたバスにみんなで乗り込むと、ストーンヘンジへと向かいました。

0 件のコメント:

コメントを投稿

追悼 高階秀爾先生5

  中村幸彦先生の雅俗文化論にしたがえば、高階秀爾先生が雅文化の超人であったことは周知の事実であり、僕などが改めて言う必要もないでしょう。しかし先生は俗文化の超人でもありました。それを誕生させたのが、先に指摘した好奇心であったように思います。 ある委員会のあと開かれた会食の席...