100万アクセスを突破しました❣❣❣皆さんありがとうございました❣❣❣

2019年12月8日日曜日

五島美術館「美意識のトランジション」4



前者は「華南三彩」と呼ばれ、華南の沿岸部――福建省や広東省で焼成された緑釉磁器、後者は銅緑釉の織部釉を施した織部焼です。カタログ解説によると、後者は前者の蓮池水禽文を模倣した作品だそうですが、緑釉と銅緑釉の間にも何か関係がありそうです。

しかし、その印象はずいぶんと違っています。ここでその違いがどうして生まれたかを考えてみました。唐突ながら、前者に合う料理を考えてみれば、八宝菜か東坡肉、馴染みのあるところではニラレバということになるでしょう。しかし後者にふさわしいのは、京野菜の白和えか小鯛の笹漬け、あるいはほうれん草や小松菜のおひたしです。

つまり、華南三彩と織部の違いがうまれた理由は、両国民が食べる料理の違いによるのだということになります。

ヤジ「またまた美術の話が食い物にいっちゃったみたいだな!!」 


0 件のコメント:

コメントを投稿

カエルも骸骨も踊り出す サントリー美術館・暁斎ワールドの迷宮へようこそ❣❣❣6

  中村公一著『中国の花ことば 中国人の花のシンボリズム』(岩崎美術社 1988年)には、 その 可愛らしい 切り絵が載っていますから、中国では現在でも愛されるアイコンなのでしょう。 このような象徴的意味を、暁斎がよく理解して描いたことは疑いありません。 そこで大変興味深いのは、...