高山接碧海 高き山すそ野は続く青海へ
居処坐書城 居る部屋は牛汗充棟そこに座す
翰墨生花筆 翰[ふで]と墨生み出すみごとなカリグラフィー
教席鶴髪童 教壇に立つは鶴髪童顔の……
授知得快著 授ける知さらにすぐれた本を書く
栄辱釈迷津 栄[は]えも毀[き]も乗り越え迷界解き明かす
休退身猶健 休退というけど体はなお壮健
賛君脚不停 賛[たた]えたい君の歩みの止まぬこと
そのころ日本の禅僧がたくさん元に渡りましたし、長くかの地に留まり、中国文化を持ち帰った場合も大変多いのです。 流行する題画詩も彼らによって日本へもたらされた可能性が高いという指摘は、正鵠を射るものです。(略) このような島田修二郎先生の名論文を読むと、詩画軸こそ詩画一致で...
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