2019年6月13日木曜日

アメリカン・オールディーズ5


プレスリーといえば、すでに拙論「田能村竹田の勝利」を紹介した際にも書きましたね。このアンサー・ソングともいうべき一文を書いた僕にとって、吉澤忠先生の「田能村竹田の敗北」こそ、その元歌にあたるものでした。そしてプレスリーの”Are You Lonesome Tonight ?”とドディー・スティーブンスのアンサー・ソングを引き合いに出しました。しばらくぶりにこのプレスリーの名曲がSGOで聴けたことも、じつにうれしいことでした。

もっとも、このようなオールディーズは、今や日本にいてもユーチューブで簡単に聴くことができます。しかし、本場アメリカのテレビ番組SGOで堪能できたことは、やはり感慨深いものがあり、だからこそ、ユーチューブより一層強く、鮮やかに我が青春へプレーバックすることができたのでしょう。
 ちなみに、ユーチューブで「ソリッド・ゴールド・オールディーズ」と検索をかけるといくつか引っ掛かりますが、僕がそのホテルで見た番組とはちょっと違っていました。例えば、動画が出てきたり、歌詞が映し出されたりするからで、こんなことはなかったので、不思議でなりません。

0 件のコメント:

コメントを投稿

山種美術館「桜さくらSAKURA2025」7

今回は奥村土牛の傑作「醍醐」がポスターのメインイメージに選ばれ、目玉にもなっているので、とくに土牛芸術に力を入れてしゃべりました。もちろん大好きな画家でもあるからです。 遅咲きの画家といわれる土牛は、一歩一歩着実に独自の土牛様式を創り上げていきました。人の真似できない真なる創造的...