今でこそこの6人は、江戸時代を代表するマイスターとなっています。とくに若沖などは、江戸時代、いや日本最高の画家と評価する人も少なくありませんし、江戸時代画家の人気投票を行ったら、間違いなくトップにランクされるでしょう。その人気ぶりは、ヤフーやグーグルで検索をかけてみれば一目瞭然なのです。
一昨年、辻さん監修のもと、東京都美術館で開かれた若冲展では、5時間半待ちの行列ができ、昏倒するご老人がたくさんでたことが、新聞やテレビで報じられたほどでした。
今回は奥村土牛の傑作「醍醐」がポスターのメインイメージに選ばれ、目玉にもなっているので、とくに土牛芸術に力を入れてしゃべりました。もちろん大好きな画家でもあるからです。 遅咲きの画家といわれる土牛は、一歩一歩着実に独自の土牛様式を創り上げていきました。人の真似できない真なる創造的...
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