2018年8月13日月曜日

適塾ダヴィンチプロジェクト1


適塾ダヴィンチプロジェクト・シンポジウム2018<アートの『これから』を語る>(85日)

 大阪大学総合学術博物館の伊藤謙さんがファシリテーターとして企画した国際シンポジウムです。なぜか僕にもお呼びがかかり、与えられたお題が「日本美術の今と未来――日本文化をどう伝え発信するべきか――」という難問です。「行雲流水」を人生哲学?とする僕にとって――ぶっちゃけていえば、定見というものがなく日和見の僕にとって、とても答えられるものじゃありません。

仕方がないので、僕も参加したワシントン・ナショナル・ギャラリー「色彩王国 伊藤若冲<動植綵絵>」+CASVA国際シンポジウム「江戸の画家」(2012年)と「琳派400年記念祭」(2015年)、それと現在わが静嘉堂文庫美術館で開催中の「明治150年記念 明治からの贈り物」のアラアラを紹介して責をふさぐことにしました。その座長をつとめて下さったのは、京都外国語大学のシルヴィオ・ヴィタさんです。

0 件のコメント:

コメントを投稿

山種美術館「桜さくらSAKURA2025」7

今回は奥村土牛の傑作「醍醐」がポスターのメインイメージに選ばれ、目玉にもなっているので、とくに土牛芸術に力を入れてしゃべりました。もちろん大好きな画家でもあるからです。 遅咲きの画家といわれる土牛は、一歩一歩着実に独自の土牛様式を創り上げていきました。人の真似できない真なる創造的...