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2017年12月11日月曜日

国立西洋美術館「北斎とジャポニスム」4



北斎研究者からみれば、「こりゃー一体なんぼのもんじゃ?」というような『日本の美術』№367が出来上がりましたが、一般的には評判がよかったらしく、テレビの「日曜美術館」から声がかかったのも、いまだに時々北斎トークショーに呼ばれるのも、みんな小林さんのお陰です。

ご存知のように、『日本の美術』シリーズの巻末には、余禄というか、アペンディックスというか、グリコのおまけみたいなページが用意されていました。最初から僕は、ジャポニスム研究ですばらしい仕事を続けていた馬渕明子さんに、「特別寄稿」をお願いしようと決めていました。

電話をかけると快諾を得たうえ、すばらしい論文「葛飾北斎とジャポニスム」を頂戴することができました。間もなく馬渕さんは、それまで発表したジャポニスム論を集めて『ジャポニスム――幻想の日本』(ブリュッケ 1997)という刺激的な本を出版し、送ってくれました。ページを開くと、その論文が最終章に収められているではありませんか。こんなうれしいことはありませんでした。

 

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荻生徂徠の賛酒詩がスゴクいい❣❣❣ 『荻生徂徠全詩』3<東洋文庫>饒舌館長ベストテン 6

  荻生徂徠「楽寿君侯の早春の高作 落梅花を賦す に 和し奉る」  花咲く梅の古き木の 東の宴席 曲水に  浮かぶ杯 美酒たたえ たけなわの春  映したり  風に花びらヒラヒラと 散るさまにふと興 覚 ゆ  一体いずこの笛の音に 誘われ飛んでゆくのやら