ここでいつもの戯訳といきましょう。近体詩、つまり普通の漢詩のように字数が決まっているわけではありませんが、やはり七五調にしてみました。大木さんのすぐれた現代語訳を利用させてもらいながら、序章に引用されるきわめて印象的な二首「偸ぬすむ」と「笑み」、それから明代春画(春宮画)研究の資料としても使えそうな「春画」の3首を……。
もしも男を作るなら オドオドなんかするんじゃない!!
現場を見つけられたなら 私が罪をかぶります
いっそお上の前に出て 両膝ついて正直に
言ってやりたい手を出した――のは私です!!まず初め
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