主任学芸員・福留大輔さんが中心になって編集したカタログ解説によると、近代の日本ではこの長頸瓶に描かれる植物を葱の花に見立て、親しみを込めて「葱坊主ねぎぼうず」と呼び愛玩したそうです。三上次男先生も葱科の植物であろうとされています。
しかし、子供のころの思い出に残っている葱坊主とはかなり違っているので、ネット画像に「モンゴル 草花」と入れて検索をかけてみました。その結果一番近かったのは、黄色いキクでした。
それはブログ「還暦からのネイチャーフォト」<モンゴル砂漠旅6 植物編>に「ミズギクに似た花 ウランバートル郊外に多かった」としてアップされています。とくに長頸瓶正面の一番高く伸びた1本は、そのツボミによく似ているように感じられました。
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