2024年6月15日土曜日

富士山世界遺産センター「合目のハナシ」7

 

 今回無理をいって、アマゾンじゃ~ゲットできない石川忠久先生監修の『富士山漢詩百選』(静岡県文化・観光部発行)をゲットしました。去年アップした尾形光琳筆「夢中富士図」(サンリツ服部美術館蔵)と詩画一対となるような、服部南郭「夢に富岳に遊ぶ 二首 其の一」が載っていたのでうれしくなり、さっそく戯訳を試みてみました。大好きな中唐の詩人・李賀の「夢天」みたいな雰囲気もすばらしい!! 「浴池」を明見湖あすみこに当てたのがミソといえばミソかな()

  夢の中では万丈の 神山 踏破も簡単だ

  理想の国を一望に 眺めることも容易なり

  蓮がささえてくれるよう 沐浴すれば明見湖あすみこで……

  雪をくだいて食べてみりゃ 清浄なる露そのものだ

  提灯ちょうちんの火影 星宿を 貫き天の川までに……

  暗雲 鵬とりの翼はねのごと 冷え冷えとした海 覆ってる

  もともとすごい仙術を 自在に使える俺だから

  歌舞 盛り上がる天帝の 宴会だって飛んでける

0 件のコメント:

コメントを投稿

北斎をネタにした斬新な見方の浮世絵版画展が今すみだ北斎美術館で開催中❣❣❣4

   この 10 図 には重郭栞 形 じゅうかくしおりがた の題箋 だいせん があって、そのなかに「詩哥写真鏡」という揃い物の タイトル と、それぞれの画題が彫られています。その題箋の位置に注意してみ ると、右上にあるもの5枚と左上にあるもの5枚に分かれます。   先の5 セット...