もう一つ「僕の一点」に「琉球塗板屏風」を挙げて、妄想と暴走を披露したかったのですが、それはまたの機会にゆずり、今回は裏面一扇の上下に描かれる「騎驢図」と「山水図」を取り上げ、賛の戯訳だけを紹介することにしましょう。「騎驢図」を選んだのは、やはりお酒が登場するからなのかな(笑)
ロバで行くのも歩くのも いくら力んでやったとて
天地は無限に広いから 遅速の違いがあるでなし
だからのんびり酒を酌くみ 詩を詠み俗塵 逃れよう!!
そうすりゃ気持ちも晴々と 爽快になる――昔から
その棕櫚が「花木眞寫」に見出されることは、何と興味深いことだろうか。言うまでもなく「花木眞寫」は、豫樂院近衛家熙 (一六六七 ~ 一七三六)の筆になる植物寫生圖巻である。すでに源豊宗・北村四郎編『近衞豫樂院御畫 花木眞寫』(淡交社 一九七三年)が あつて 、私たちは大きな恩...
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