琉球塗板屏風「山水図」
青葉 繁れる喬木が 千本 万本 描かかれてる
その青い峰さえいつか 白髪頭しらがあたまになるのだろう
麓ふもとを故老が笠かぶり どこかへ帰って行くらしい
その行路には太鼓橋たいこばし ごときアップとダウンとが……
昨日紹介した李嶠の詩を読んでみると、「扇影」というのは扇の輝きとかきらめく光の意味みたいですね。そこで僕は「扇影飄」を「白扇 はくせん みたいに翻 ひるがえ る」と訳してみたのですが、「影」を「物陰」の意味に取ると、「衣香」とまったく響き合わなくなっちゃうでしょう。 ついでに...
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