市河寛斎「雪中の雑詩」2
明け方の風 運び来る 破れ窓から入いる寒気
布団のなかで長身を 弓に曲げてもまだ寒い
軒から氷柱つららが何本も 垂れて地面に届いてる
見よ 水晶のすだれ越し 月――透き通る美しさ
サントリー美術館特別展「幕末土佐の天才絵師 絵金」は、NHK青山文化講座「魅惑の日本美術展」で取り上げ、また「饒舌館長ブログ」でも紹介したところですが、残り10日間ほどになりました。そのカタログに興味深い論文が載っていることもお知らせしましたが、合わせ見るべき本に、この...
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