2022年5月5日木曜日

下川裕治『「おくのほそ道」をたどる旅』15


 きっと信州上田にも、すばらしい地酒があるのでしょう。昼間からそれをやりながら、井本先生は熟す前の青あんずに、天寿をまっとうすることのなかった真田幸村を重ね合わせているという解釈もあるようです。

この連載が始まって間もなく、FBフレンドの清水雅智子さんが、田辺聖子さんの『おくのほそ道を旅しよう』(講談社文庫)をちょうど読んでいたところだというコメントを寄せてくれました。

田辺聖子さん――僕もファンの一人、3年前お亡くなりになったとき、この「饒舌館長」で追悼の辞を捧げました。その「おまとめ版」をアップしますので、すでに読んだ方はスルーしていただいて結構です。

0 件のコメント:

コメントを投稿

出光美術館「トプカプ・出光競演展」2

  一方、出光美術館も中国・明時代を中心に、皇帝・宮廷用に焼かれた官窯作品や江戸時代に海外へ輸出された陶磁器を有しており、中にはトプカプ宮殿博物館の作品の類品も知られています。  日本とトルコ共和国が外交関係を樹立して 100 周年を迎えた本年、両国の友好を記念し、トプカプ宮...