昨夜は庭の桐の葉が 散りゆくかすかな音がして
垣根の豆の花の下 鳴いていましたキリギリス
林野に満ちる涼秋の 気配に初めて気がつけば
木々の葉音は寂しくも 空うるおいて清々し
さいわいなるかな!! 枕辺の ともし火だけはまだ消えず
読書をすればこんな時 その効能は倍加する
しかし読書の目的は 役立つことより楽しみだ
名月見んとて起きあがりゃ 冬空みたいに高く冴え……
しかし私見が若い研究者によって否定されるのは、研究者にとって名誉なことです。尊敬する仏教美術研究者・中野玄三先生も、『日本仏教美術研究 続』(思文閣出版)の跋に、このごろ自分の出した結論が若い研究者によって多く否定されているが、これは自分の問題意識や着眼点、主題選択が正しかっ...
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