2019年12月4日水曜日

中国美術学院「歴史と絵画」9



暮れなずむ象山の景色をもう少しゆっくり堪能したい気分でしたが、またみんなで会食の予定になっていました。陸さんと急いで戻れば、この日は是非やりたかったパイカルが供されました。前の日はワインだけだったものですから……。しかも中国十大銘酒の一つ蘇州「洋河大曲」の最高ブランド「天之藍」です!! 

ラベルを見ると52度と書いてあるじゃ~ありませんか。もちろん我が家では、40度の「百年の孤独」でも水割りですが、中国では恥ずかしくて、水で割ることなんかできません。もっとも以前と比べると、パイカルグラスがずいぶん小さくなっています。文明が発達すると、人間は酒に弱くなるという持論がまたまた実証されたのです(笑)

バカの一つ覚えで――いや、天皇・年号を加えて三つ覚えくらいかもしれませんが――中国十大銘酒の暗唱を披露すれば受けないはずはなく、日・中・仏・伊・露の国際友好飲み会は、果てることなく続いたのでした(笑)

0 件のコメント:

コメントを投稿

山種美術館「桜さくらSAKURA2025」6

  実はさる 3 月 29 日の土曜日、この「桜 さくら SAKURA  2025 」展にちなんで、「桜を描いた名品佳品 饒舌館長ベストテン」と題する講演を、いや、口演をやらせてもらいました。会場は山種美術館から歩いてすぐのところにある國學院大學院友開館、足元のよくないなか、 1...