2018年11月20日火曜日

東京国立博物館「斉白石」3



このように考えてくると、どうも「せいはくせき」の方が正しいようですが、長い間ずっと「さいはくせき」と呼んできたわけですから、それに従った方がいいのではないかというのが僕的見解です。


「エル・グレコ」が間違いだからといって、「ドメニコス・テオトコプーロス」といったのでは、専門家のほか誰にも分かりません(!?) どうしても「せいはくせき」にすべきだというのなら、むしろ「チーバイシー」と、中国読みにしてしまった方がスッキリするのではないでしょうか。

 さて「僕の一点」は「執扇仕女図」です。今回展示されている作品は、すべて北京画院のコレクションですが、「執扇仕女図」も例外ではありません。扇子を手に、後ろ向きに立つ仕女――女性の召使いをとらえており、そのムーブマン豊かな衣紋線に魅了されます。画面左上には賛詩と款記がありますが、まず、立派なカタログに載る款記の日本語訳をそのまま引用しておくことにしましょう。




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