六月
生絹[きずし]で縫ったスカートは
薄霜[うすじも]みたいにひらめいて
斑竹[はんちく]で編む敷物は 秋の玉なり清々し
赤い鏡は炎のよう 東に向かい蓋を開け
コロナ光冠 車輪のよう 上昇しつつ旋回す
龍にまたがる太陽神 鞭[むち]をしならせやって来る
とくに応永年間、熱狂的 に愛好されたので、応永詩画軸 などと呼ばれることもあります。 詩画軸のことを勉強するときには、必ず『禅林画賛 中世水墨画を読む』 ( 毎日新聞社 ) という本を手元に置かなければなりません。そして監修者である島田修二郎先生の論文「室町時代の詩画軸につい...
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