2018年6月17日日曜日

優先席6


しかし生活弱者はいつも存在し、少なくともわが国において老人はこれから確実に増えていきます。これはヒューマニズム以前の問題であって、生活弱者は必ず守られなければなりません。

そこで「特定席」です。明確に条件を示し、それ以外の人が座ってはならないと決め、先に述べたような窓、席、つり革に「特定席」と表示するのです。

その条件とは、老人は74歳以上、乳幼児は3歳以下(あるいは5歳以下でもいいかな?)、妊婦は5ヶ月以上、体の不自由な方や内部障碍のある方は、杖もしくは障碍者手帳をもつものと決めてしまうのです。

なぜ老人は74歳以上なのかって? もちろん僕がいま74歳だからですよ(笑)


0 件のコメント:

コメントを投稿

鎌倉国宝館「扇影衣香」9

  先日、 鏑木清方記念美術館の「あの人に会える! 清方の代表作<築地明石町>三部作」展で井手誠之輔 さん にお会いしたことをアップしました。その井手さんが、この「扇影衣香」展カタログに、「総論 絵から見た鎌倉の美術と東アジア世界――人と仏――」という巻頭論文を寄稿しています。 ...