美術史業界で中村節子さんを知らないのはモグリですが、業界外の方のために、かつて秋田県立近代美術館HP「おしゃべり館長」にアップしたところを一部再録しておきましょう。
中村節子さんは、東京国立文化財研究所、現在の独立行政法人文化財研究所東京研究所のライブラリアンとして、長い間、資料収集整理という美術史の根幹をなす重要な仕事を続けられました。
僕の東京国立文化財研究所時代、資料室で一緒に仕事を行なった同僚ですが、僕が<とらばーゆ>してからは、資料閲覧のたびに、どれほどお世話になったことでしょうか。たとえば国際交流基金ジャパンファンデーションから、かつて出版されていた英文の日本美術研究目録 ”An Introductory Bibliography for Japanese Studies” が思い出されます。
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