荻生徂徠「猗蘭台いらんだいに集う。韻を金の字に分かたる」
宴うたげにゃ賓客 本多邸 夏の日差しも翳かげるころ
水無月なれど襟元に 快い風 吹き渡る
豪壮華麗な大広間 歌声 響き渡るあと
才華あふれる詩が続き もちろん酒もジャカジャカと……
高雅な「白雪」――真価 知る 宋玉みたいな文人や
絶対 お金じゃ釣られない 郭隗かっかいみたいな高士たち
みんな詩文や学問で 互いに親しき友となる
世俗 侮蔑ぶべつの心情が 酔えば酔うほど高揚す
最後に、山種美術館「桜 さくら SAKURA 2025 美術館でお花見!」展のチラシに刷られたコピーを紹介することにしましょう。そこにある「はらはらと散っていく儚 はかな さ」は、新渡戸稲造にならって言えば薔薇に欠けている美しさです。 暖かな陽光がさし始める春。草花が芽...
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