100万アクセスを突破しました❣❣❣皆さんありがとうございました❣❣❣

2022年10月10日月曜日

久米美術館「久米桂一郎日本絵画コレクション展」7

マイ戯訳では「凜とした艶」としましたが、もともとの詩は「冷艶」ですから、まず白菊がイメージされたにちがいなく、鬢に差す黄菊もなければ話になりません。服部嵐雪の「黄菊白菊その外の名はなくもがな」みたいな漢詩ですから、やはり今回は戯訳だけじゃ~、それこそ話になりません()

 冷艶 疎枝そし 素秋に擢ぬきんず

 結びし茅ぼうに相対すれば清幽に転ず

 摘み来り自みずから喜んで蓬髩ほうびんに簪かざ

 只恐る黄菊 白頭を笑うを

椿椿山が思いのままに仕上げたあとで、『御定佩文斎群芳譜』を引っ張り出し、画にふさわしい申時行の詩を見つけ出したといった可能性は少ないのではないでしょうか?


 

0 件のコメント:

コメントを投稿

饒舌館長の光琳論をヨイショしてくれた「光琳派」展が根津美術館で開催中です!! 12

   その棕櫚が「花木眞寫」に見出されることは、何と興味深いことだろうか。言うまでもなく「花木眞寫」は、豫樂院近衛家熙 (一六六七 ~ 一七三六)の筆になる植物寫生圖巻である。すでに源豊宗・北村四郎編『近衞豫樂院御畫 花木眞寫』(淡交社 一九七三年)が あつて 、私たちは大きな恩...