チョット中断していまいましたが、東京黎明アートルームで開催された特別展「浦上玉堂 画法は知らずただ天地あめつちの声を聴き筆を揮う」に出品された作品から、玉堂の詩を書き写してきたので、それもマイ戯訳で……。
「秋山晩晴図」の賛
雨が上がれば峰々が 緑を増して輝けり
荻・蘆[おぎ・あし]茂る入り江には 釣り舟一艘もやってる
たくさんいた鳥 飛び去って さざなみ立つ面[おも]静かなり
上の方だけ落日に 照らされる山 眺めてた
下川裕治『シニアになって、ひとり旅』(朝日文庫 2024 年) 大好きな旅行作家――下川裕治さん。デビュー作にして名著のほまれ高き『 12 万円で世界を歩く』以来のファンとして、何回かオマージュを捧げたことがあるように思います。 1 年前に出た『シニアになって、ひとり旅』...
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