2024年6月2日日曜日

サントリー美術館「名品ときたま迷品」4


 

その土居先生は左隻について、「ポルトガルの根拠地マカオ(澳門)における南蛮人が日本へ出航しようとする直前の情景を表すものかと思われ、露台上に居並ぶ南蛮人たちのそばには中国官吏二人の姿も見られる。おそらく別離の挨拶に来訪したところを描いたものであろう」とされました。

ところが「学芸員のささやき」を見ると、まったく異なる見立て、ホンマカイナァと思わせる解釈が書かれているじゃ~ありませんか。「学芸員のささやき」というのは、キャプションのオマケみたいに加えられた学芸員マニアック情報(!?)で、今回の目玉というか、ウリになっているんです

興味のある近世絵画ファンは、とくに山楽・山雪マニアは、はたまたボーリングが好きなスポーツマン・スポーツウーマンは、サントリー美術館へ直行し「学芸員のささやき」を是非読んでください!!

0 件のコメント:

コメントを投稿

今や北斎・広重とともに「風景版画の3H」とたたえられる川瀬巴水を中心とする新版画展が三菱一号館美術館で開催中です!! 11

    モラエスは 今 NHK 連続テレビ小説――通称 朝ドラ の 「ばけばけ」 で モデルになっている 小泉八雲( ラフカディオ・ハーン ) と 同世代の日本研究者で、 ほとんど同じころ来日、 遺した仕事も共通する 要素 が 少なくありません 。   しかし東京大学や早稲田大学...