市河寛斎「北里歌」
夜明けの雲が窓の外 垂れ込め雪が霏々ひひと降る
君をやさしく引き止めて 忘れさせたの里心
赤土あかつち焼きの手あぶりの 灰に炭火を埋うずめたら
も一度 朝酒 温めて 守ってあげましょ 寒さから
現代最高の和歌研究者 ・久保田淳さん渾身の一書がまた世に出ました!! 「日本人をとらえる百の歌の宴」(コシマキ)です!! 文庫本とはいえ532頁――ハナから通読はあきらめて、好きな一首から拾い読みして いくのがおススメです。近世の四大注釈書を駆使した 久保田さんの...
0 件のコメント:
コメントを投稿