2024年1月8日月曜日

2024謹賀新年8

 




市河寛斎「北里歌」

 夜明けの雲が窓の外 垂れ込め雪が霏々ひひと降る

 君をやさしく引き止めて 忘れさせたの里心

 赤土あかつち焼きの手あぶりの 灰に炭火を埋うずめたら

 も一度 朝酒 温めて 守ってあげましょ 寒さから

0 件のコメント:

コメントを投稿

山種美術館「桜さくらSAKURA2025」8

 最後に、山種美術館「桜 さくら SAKURA  2025  美術館でお花見!」展のチラシに刷られたコピーを紹介することにしましょう。そこにある「はらはらと散っていく儚 はかな さ」は、新渡戸稲造にならって言えば薔薇に欠けている美しさです。 暖かな陽光がさし始める春。草花が芽...