一昨日の夕方、愛器で「アーリー モーニングレイン」を熱唱していたら、1弦が「ピーン」という音とともに切れてしまいました。40年近く伴走してくれたヤマハ・フォーク・ギターが、ついに上げたかすかな悲鳴のように聞こえました。
8年ほど前、二子玉川の島村楽器でピックとケースを求めてから、ずい分楽器屋さんに行っていません。いい機会なので、持参しプロに張ってもらおうと思いましたが、毎日通っていた二子玉川が何かとても遠く感じられます。横浜にも大きな楽器屋さんがあるはずだと検索したら、3軒ありました。そのなかに島村楽器があるじゃ~ありませんか。ソクここに決め、愛器を背負って出かけ、調弦までやってもらい、マーティンやテイラー、シーガルなどの名器を飽かずながめてから店を出ました。
ちょうどランチタイム、しばらくぶりで昼酒を許してもらうことにして、楚々屋という焼鳥屋さんへ……。まだやったことがない「雪男」を注文すれば、これまた銘酒です。帰って検索すると、「鶴齢」で有名な南魚沼・青木酒造の別ブランドで、鈴木牧之の『北越雪譜』から取ったと出ていました。しかしその名酒振りは妖艶な雪女を思わせましたし、そもそも「雪女」にした方が「雪男」よりよく売れるんじゃ~ないかな(笑)
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