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2026年8月3日月曜日

絶滅写真作家(!?)杉本博司さんの魅力を改めて感じさせてくれる特別展が竹橋で開催中です!!10

  


 このような虚実皮膜の間にある写真によって、虚実皮膜の間にあるジオラマを写せば、それは虚実皮膜の間の二乗になります(!?) 本展第1章の「虚像を実像として提示するというコンセプト」というタイトルを、はるかに超えちゃっているように感じられます。

杉本さんの「ジオラマ」シリーズは、[虚実皮膜の間]もっとも完璧に視覚化した作品であり、近松演劇論の具体化、あるいはそれに悪乗りした杉本ワールドであったように思われるのです。しかしそれを巧んだわけではありませんでした。杉本さんはつぎのように告白しています。


 私には子供の頃からの性癖というかおかしな感覚があった。それは存在の希薄化とでも言うべきもので、私の見ているこの世界が本当に実在するのだろうか、というリアリティへの不信感だった。精神疾患として捉えると「離人症」と言われるらしい。

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