会田さんの「戦争画RETURNS」シリーズを象徴する「紐育空爆之図」は、秋田県立近代美術館で開催した特別展「ネオテニー・ジャパン」のときに、とても強い印象を与えられた傑作です。また、その後コンテンポラリー・アートを語るときには、必ず会田エロティシズムのみごとな視覚化である「群娘図」に指を折っていたので、ワクワクしながらそのナイーブな肉声に聞き入りました。
マイトークはともかく、配布資料――とくにその参考資料はきっとお役に立つと思いますので、以下にアップすることにしましょう。ただし、マイブログ「饒舌館長」から引用した<五島美術館「光彩の巧み 瑠璃・玻璃・七宝」>印象記は、すでにみなさんご存知のところですのでカットいたしました。
ところで、僕の独断偏見は、①わが国の合戦絵は合戦絵じゃなく物語絵である。②屏風・絵巻という大画面・長尺画面がその基底を支えている。③作戦記録画やコンテンポラリー・アートにまで、日本美のDNAは生きている――というものでしたが、それはともかく、銘酒「荒走り」を心ゆくまで堪能した歓迎会を含めて、じつに楽しい2日間となったのでした(笑)
*お元気な方はすべて「さん」とお呼びするのが「饒舌館長」ですので、失礼の段、どうぞお許しくださいませ。
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