レセプションのまえに東京都美術館で、全24室すべての作品を鑑賞させてもらいました。岡倉天心の理想的浪漫主義や、横山大観が書いた「日本美術院綱領」にある「世界最高の情趣を顕現する」が、今もなおしっかりと守られていることをとてもうれしく感じたことでした。中村賞は奨励賞クラスから選ぶことになっていましたので、今回も奨励賞を受賞した作品に関心が向くことになりました。
そのなかの「僕の一点」は、澁澤青さんの彩管になる男性の肖像画「行く道と、来た道」ですね。院展では珍しい肖像画という画題にチャレンジした心意気と、像主に対する尊敬の念がうかがわれて感を深くしました。タイトルをみると、単なる肖像画じゃ~ないのかとも思われました。

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